2018年12月第4回 |
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旧陸軍鉄道連隊演習線ってぇ物騒な代物を敗戦後、すったもんだの末に払い下げて 貰って開業したのが、今や準大手として格付けされている、新京成電鉄でございます。 その新京成が開業から20年経った頃に撮った、京成津田沼での駅撮りでございます。 5番線新京成ホームに停まってんのは、当然親分の京成が、戦前に新造した14Mの 小型車を開業時に譲渡されたセコハンのモハ45形、46+45の2連です。しかし、この 駅撮りをアップした訳は、疾っくの昔に廃車になっちまったモハ45形が写ってからじゃ ございません。運転席の前面にぶら下ってる親分京成と同じ捲りサボを篤とご覧あれ、 「京成津田沼-前原」って書いてありますね。今は前原〜新津田沼って経路で終着の 京成津田沼に向って列車が走ってますが、この写真撮った頃は、新津田沼は現在の 位置から少し松戸寄り、丁度パルコの裏辺りにあり、線路はそこで行き止まりでした。 京成津田沼へは前原から支線分岐して途中藤崎台駅を経由して通っていたのです。 今も昔も乗客の流れは、圧倒的に新津田沼→国鉄・JR津田沼、京成津田沼方面は、 前原から車長14Mの小型車45形にゃピッタシのチョン行運転でございました。 新京成電鉄 京成津田沼 1967-8 Photo by 松原の親方 |