雪のC62重連

 

北の大地を駈ける2頭のサラブレッド、 C62重連の牽く急行ニセコは当時高校に入ったばかりの私にとって
遠い憧れでした。なにせ北海道は当時まだまだ遠く、今の感覚でいえばまるで海外旅行へ行 くようなもの。
しかしどうしてもその姿を目にしたく、バイトでお金をため、渡道したのは1969年の冬のことでした。はじめて
見るC62重連のその凄まじいばかりの迫力に圧倒され、また冬の北海道に魅入られた私は、以後SLが
最後の冬を迎えた1975年まで毎年のよう に冬の北海道に渡り、時間のある限り、又お金の続く限り鉄道を
追いかけました。今でも冬の北海道は憧れの地であり、其の最初の出会いである、上目名で見た 
C62重連は今でも強く目に焼き付いています。さて、これまで二回にわたってこのC62重連「ニセコ」を
UPしてきましたが、このホームページ開業まもなくで、スキャンの状態もあまりよく なく、また写真のサイズも
小さめということで、今回このリニューアル版を作り直してみました。リメイク版ということで、思い切って私の
撮ったほぼ全てを掲 載してみました。そのため連続写真など同じようなシーンも多くありますが、ご容赦下さい。
あのC62「ニセコ」が消えてからすでに36年!! もはや遠い記憶に過ぎないはずなのに、今でも鮮明に浮かんで
くるあの姿!! 私にとっては永遠に思い出に残るシーンなのでしょう。

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1971 3  小樽からはいよいよC62重連の出番、峠に向かってダッシュしていきます。

1971.3  迫力あるスタートダッシュでした。

1971,3  銀山  このあたりは後のC623復活の時には撮影の名所となりました。

1971,3  銀山 まずは望遠でカーブのあたりを。

1971,3  銀山  珍しくカラーも撮ってみましたが、モノクロとあまり変わらないような。

1971,3  銀山  雪の降りしきる中の重連は迫力満点でした。

1971,3  銀山  後追いを望遠で・・・ 前方を二人で見つめています。

1970,3  銀山 この時は珍しく晴れました。ここからも連続写真で・・・・

1970,3  銀山  この年がC62重連を撮った中で一番雪が多かったです。

1970,3  銀山 両側の雪の壁は2メートルにでも達していたでしょうか。

1970,3  銀山  銀山のS字カーブを登っていきます。

1970,3  銀山  こちらは標準レンズでのものです。

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