福井―富山間に日中6往復設定されていた快速「こしじ」急行用の475系を使用した、
ちょっとゼイタク(?)な普通列車でしたね。
日本は電力周波数が関東以東が50Hz、東海以西60Hzと分断されされているため、
交流電化当初は車両も50Hzと60Hzの二種類存在していましたが、快速「こしじ」にも
運用されている475系の登場でそんな不便も解消されました。471系を50/60Hzの
複周波数対応にして抑速発電ブレーキをそなえた475系は、車体裾にクリーム識別帯を
巻いたのが特徴です。いまでは当たり前になった交直両用車両ですが、開発までには
結構苦労があったようです。
ところで快速「こしじ」の紹介が全然出てこないじゃないかと思われたアナタ、その通り、
キャプションがマッタク思いつかず475系の車両紹介でお茶を濁したのがバレたカナ?
な〜んでわざわざHMを付けた快速が存在したのか、実はワッカラナイので・・・。
(お詫び、上記のキャプションは475系と457系を完全に混同しておりました。)
北陸本線 富山 1972-8
Photo by 武蔵高萩
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