2023年12月回2目

現在はJR東海所属となって、銀箱211系や313系の電車列車の走ってる御殿場線で

ございますが、昔々は気動車や蒸気機関車が、走っていた非電化ローカル線でした。

でも、そんじょ其処らのローカル線たぁ違って甲線仕様、実は丹那トンネル開通する

迄は、東海道本線の一部でした。そんな事で、勝率0パーセント戦争物資輸送の為、

戦時中に製造された日本一番デッカイ蒸気機関車D52が、走行可能なローカル線の

一つが御殿場線でございました。しかし、1960年から始まった無煙化の波が、遂に

御殿場線にも押し寄せ、1968年6月30日を以てD52と気動車の運行を終了しました。

そして、今も昔も変わらないのが鉄道界の習わし、終りを惜しむヘッドマークの掲示、

その一つが、D52 335号機の付けていた、手作り感溢れる「サヨナラ汽車ポッポ」の

HMでございました。無煙化関係のヘッドマークは、「サヨナラ汽車ポッポ」の他にも

機番によって、違うデザインのヘッドマークを掲示、D51やキハも其々形式に合った

HMを付けておりました。しかし、御殿場線って、なんでJR東海所属なのか、アッシャ

未だに理解できないのです。

御殿場線 山北 1968-6
Photo by 松原の親方