2020年3月回1目 |
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昔々琵琶湖西岸を膳所から浜大津を経て近江今津ヘ至る、江若鉄道という非電化の 私鉄がございました。その江若鉄道は、1931年の全通から38年後の1969年に廃止と なりましたが、数年後の1974年7月20日にほぼ同じ経路を辿り、東海道本線山科から 北陸本線近江塩津へ至る国鉄湖西線が開通いたしました。ってな前フリでお届けの 今回のヘッドマーク探検団は、キハ58で運行された「祝 湖西線開通」でございます。 今じゃほぼ1時間ヘッドで敦賀まで運行されてる新快速でございますが、開業当時も 新快速は1時間ヘッドで走っておりましたが、定期列車としてのスジ設定は堅田まで、 以遠近江今津までスジの設定はあるものの、列車番号3600M番台から9000番台に 変わり、臨時列車として運行されておりました。定期列車は京都始発で近江今津行か 永原行きが1時間ヘッドの各停として走ってました。じゃ永原より近江塩津以遠にゃ どうやって行くかと言うと、交直のデッドセクションが永原〜近江塩津間にあった為、 お値段高い4○○系造るより気動車で運用しようって、国鉄の懐事情からの様です。 そんな訳で近江今津から敦賀まで、気動車のHM付き列車が運行されました。 北陸本線 敦賀 1974-7
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