2025年9月第2回

新幹線なんぞ影も形も無い国鉄時代、上野駅の地平ホームが、夜の帳に包まれると

北に向かう夜行列車のゴールデンタイムとなります。2名の鉄な方が、レンズを向けて

いるのは、18キップなんざぁ足元にも及ばないコスパだった、均一周遊券で北海道を

全国を鉄旅してた、ジ〜サン鉄の愛用列車19:10発101列車急行「八甲田」青森行で

ございます。編成先頭の牽引機は、今も唯一静態保存されている、「宇」EF57 7号機。

そして、’トーサン番回401列車接近’の業務放送が、構内に流れるとラッパ屋さんに

導かれ、尾久から推進回送で来た、19:27発401列車急行「津軽」1号奥羽本線経由の

青森行きが、13番線に到着です。こちらのカマも2C-C2の軸配置に合わせた、長い

デッキが、特徴の製造僅か15両旧型直流機「宇」EF57 3号機でございます。茶色の

厳つい旧型直流機が見られた、当時の上野駅地平ホームは、明治期に石川啄木が

詠い、高度成長期に井沢八郎が歌った頃の面影が、まだまだ沢山残っていたんじゃ

ないかと思います。

東北本線 上野 1975-3

 Photo by 松原の親方

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