2023年9月第2回 |
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寂れた駅構内と対照的、洒落た欧州風の駅舎に接した片面ホームに到着するのは、 C11+オハフ61X2ってな如何にも、短距離ローカル線定番編成の列車でございます。 C11の機番は「会」315号機、ってな事で今回の駅撮りは、松原物故団員の撮影した 日中線熱塩を蔵出しスキャンでアップです。線名と裏腹に引かれたスジは、朝夕晩に 3往復の混合列車だけ、なんで’日中走らぬ日中線’なんて言われちゃってましたね。 到着の列車は、カマが逆機じゃないから、会津若松5:18発喜多方まで途中塩川のみ 停車の快速運転、熱塩6:49到着の日中線下り1番列車にまず間違いございません。 列車が停車するてぇっと鉄分豊富な方お待ちかね、機回し作業の開始でございます。 客車から離れたカマは、ポイントを通り過ぎ、構内終端部分近くまで進んでいきます。 一旦停止後、職員さんがダルマを正位から反位へ転換、カマはホームから1本外側に 敷かれてる、機回し線を通って編成上り側先頭に付き、次発の上り列車を仕立てます。 以上、今じゃ殆んど絶滅鉄道風景となった、機回し風景の御紹介でございました。 ところで、上り1番列車が逆機で出発後、夕方の下り2番列車も逆機で到着するんなぁ、 何故なんだろ? 国鉄 日中線 熱塩 1973-4 Photo by 松原の親方 |