2022年12月第2回

今回の駅撮り探検団は、鉄道4社が乗り入れていた、西湘のジャンクション小田原の

国鉄時代でございます。乗り入れ4社の内1番海側に陣取っているのが、イズッパコ

大雄山線ですね。現在と変わらない頭端式2面2線の山側2番線に停まってんのは、

省→南武鉄道のクハ27、後位は三信→省・国のモハ47だろうと思います。クハ27の

右っ側に見えてる国鉄3線ホームじゃ、丁度153系の列車が、出発したとこですね。

1969-10

photo by 松原の親方

国鉄4番線は東海道本線下り本線でございます。その4番線に入線して来た列車は、

列車番号幕表示が331とナント読み見れるんで、静岡行き各停と推測でございます。

新幹線の特急料金ボッタクられないで、小田原から乗り換えなしで静岡まで行けた、

国鉄時代てぇなぁビンボ〜鉄にゃ有難い時代でございましたねぇ。

1972-9

photo by 松原の親方

コチラは山側の小田急線ホーム、「回送」サボ下げて停まってのは、小田急戦後初の

新造車、同型の特急用セミクロスシート車1910系共に活躍した1900系でございます。

1972-9

photo by 松原の親方

4社の最後は、箱根登山鉄道なんですが、いくら探しても70年代の画像が見っかない、

ギリギリ国鉄時代1984年撮影の1000形ベルニナ号でございます。箱根登山1000形も

小田急1900系と同じ、戦前に造られたモハ2形以来戦後の新造車、現在は3両編成に

なったけど、新造時は非冷房2両編成でございました。ってな事で、箱根登山1000形を

除いて、見る事叶わぬ車両のスナップで国鉄時代の小田原駅を懐かしんで見ました。

 箱根登山鉄道 小田原 1984-8

Photo by 団長

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