2019年2月第3回 |
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今回の駅撮りも松原の親方が、残してくれたネガをスキャンした蔵出し昭和駅風景で お楽しみ下さい。去年(2018年)山陽本線の迂回貨物列車で大騒ぎした、山陰本線の 仁万の駅舎をグーグルストリートビューで40数年前に撮った写真と見比べるてぇっと、 円筒の郵便ポストが箱型のヤツと変わった他、ほぼ昔まんまでございました。しかし
駅構内に入りゃ昔と同じなのは、頭上スッキリの非電化区間てぇ事ぐらいなんですね。 当時としては極めて日常の眺め、DF50が牽引する茶色の旧客列車、カマはチョイト 無理でも、ハコなら掻き集めりゃ何とか組成出来そうだけど、オハフ61に下がってる サボをご覧あれ。「福知山行き」の文字が、燦然と輝いているのでございます。恐らく この列車は、始発駅門司5:24に出発して23:50に終着駅福知山に到着する、当時の 普通列車運転距離チャンピオン824レでございます。走行距離はてぇっと約590km、 近頃流行の復活イベントやろうたって、出来っこない走行距離なのでございます。
次に現れたのは、大騒ぎしたDD51よっか、Dが一個少ない浜田機関区D51145号の 牽引する貨物列車でございます。コッチもD51は、今でも走ってるとこ見られるけど、 コキはおろかワムやトキの種々雑多な黒い貨車引っ張てんとこは、見られなのです。
今度は気動車キハ82の上り特急ですね。当時仁万を通過するDC特急は、上り下り とも益田発着の「やくも」と博多発着「まつかぜ」しかございませんでした。そうすっと、 「やくも」は8時20頃の通過なんで、12:41発824レの後に仁万を通過するDC特急は、 「まつかぜ」しかないのです。Exifなんざぁ無い銀塩画像から当時の時刻表を捲って、 写ってる列車をアレコレ推理するてぇなぁ、楽しくも有り、間怠っこしくも有りなのです。 って、端からキッチリとメモってんの一番宜しい様で。 山陰本線 1974-8 Photo by 松原の親方 |