北九州駅撮りと専用線

この前九州来た時に駅のホームに見たものは、黒い蒸気黒いセラに。
時流れ、飛行機使って博多入り駅のホームで見たものは、赤青黄色
ステンレス、カラフルカラーの交流電車、40年ぶりの九州は、日本語
通じる外国の様。浦島団長と相成って駅撮りと柵越し撮りの専用線。

                2014/09/13-16 Photo by 団長

1Page

1日目

ホームドアの地下鉄じゃ撮り様も無く、先ずは博多駅へ直行して、早速駅撮り始めるけど、
どれも初めて見る車両。迷っていると入って来たのが、783系「みどり+ハウステンポス」。

鹿児島本線 博多  

今日のメイン戸畑と八幡を結ぶ新日鉄専用線くろがね線撮影の為、博多より枝光へ移動。
普通は、何時来るか分らない専用線ですが、アングル決める暇も無く戸畑行きの列車が、
接近して来ました。前位のカマはE8501長物車を挟んで後位にディーゼル機関車D704が、
付いたプッシュプル編成で豪奢なポータールのトンネルに消えていきました。

新日鉄くろがね線 枝光付近 

九州なら此処へ来なきゃ鉄じゃない、ってな事で、やって来ました門司港。停まっているは
銀箱だけど、木造の上屋とシンプルな駅名標示板は、昔に見たままでございました。

鹿児島本線 門司港 

門司港駅駅舎はなんとリストアー中で見られずガックリ。気を取り直し鉄道博物館を見学、
その後門司港レトロ観光線を撮影。観光線と言えども、本物の鉄道なのです。

平成筑豊鉄道 門司港レトロ観光線 ノーフォーク広場〜出光美術館 

旧客が来なくなった門司港の駅に一番お似合いと言えば、昭和生まれの415系なのです。
今日のお宿は小倉、当然コイツの折り返しに乗ってチェックイン致します。

鹿児島本線 門司港 

2日目

翌日は、筑豊本線との直角交差解消工事中の折尾駅を見学、レンガ造りの妙と消えていく
地上ホームとキハ40直方行きを絡めて駅撮り。

鹿児島本線 折尾 

博多湾と玄界灘に挟まれた砂州海ノ中道を通る香椎線をキハ40に揺られて乗り鉄、終点
西戸崎のホームからは、蒼い空と青い海が一望出来ました。しかし、ホームの外に立った
看板が、なんともヤルセナイのでございました。

香椎線 西戸崎 

和白で香椎線から西鉄貝塚線に乗り換え、多々良川に架かるコンクリートアーチ橋を走る
旧色に塗られて引退興行中もモ313形を撮りたかったけど、住宅地開発のお陰か、川縁に
出られず付近の踏切から撮影となりました。

西鉄貝塚線 名島〜貝塚」

貝塚線の後は、地下鉄を乗り継ぎ福岡天神へ向かい、西鉄特急8000系の被り付きシートで
展望を楽しみながら大牟田へ向かいました。写真の6050形はガラス2枚を通して撮影の為、
コントラストと色をいじってもコレが限度なのでございます。

西鉄福岡天神線 大橋〜井尻

明日のロケハンを終えた道すがら、黄昏に染まる踏切を817系が通過して行きました。

鹿児島本線 大牟田〜銀水

夕食後、ホテルへ帰る途中に寄ったコンビにの脇には踏切が、幾ら露出不足でも警報機の
音に体が、勝手に動いてしまうは鉄の性でしょうか。自棄のヤンパチ西鉄電車流し撮り。

西鉄天神大牟田線 新栄町〜大牟田

3日目

今回の鉄巡りのメインがコレ、三井三池炭鉱運炭線の一部が、1997年の閉山後の現在も
生きている、三井化学専用線でございます。戦前生まれの電気機関車東芝凸型18号機に
ウットリです。

そして、18号機が、JRより引き取ってきたタンクコキを1両づつに小分けて工場へ運ぶのは
大正生まれの古典機、三菱製の12号機なのです。電気機関車の前に付いている車両は、
架線スパーク厳禁の工場内バッテリー走行用の電源車デ4なのです。ディープな専用線を
堪能した後、午後は熊電へと向かいます。

上熊本より熊電に乗車、途中池田でトンネル絡みで駅撮りして、北熊本に行くクマモンが、
ホームで、6000形ラッピングでお出迎え、思わず心ほっこりでした。

そして熊電に来たらこのシーンを撮らねば、何しに来たか分らない有名ポイント黒髪町の
併用区間で暫し撮影、元都営地下鉄6000系もスッカリ熊本の風景に馴染んでおりました。

藤崎宮より徒歩で通町筋電停へ、ぎんなん城(熊本城)を背景に我が国初の完全低床車、
熊本と市電9700形などを撮影して再び大牟田へ戻りました。

4日目

大牟田市内を南北に貫く国道208号線を横切る踏み切りを通過する、三井化学専用線の
列車です。センターキャブの18号機と遮断ワイヤーの踏み切りが、実に昭和懐古なのです。

帰りも料金お得な西鉄に乗車、途中二日市で暫し駅撮りタイム、やって来たのは西鉄初の
銀箱電車3000系でございます。昔西鉄に乗ったときは、600系が最新鋭だったのですから、
よくもこれだけ永い間飽きずに鉄していたなぁ〜と、我ながら感心してしまうのです。

最後の仕上げは、JR九州唯一の直流区間筑肥線を今宿で駅撮りでございます。ホントに
これが103系なの?って思うほどに整形を施されたお顔には、ビックリでした。今やご長寿な
電車となった九州の103系も来年でお役御免の予定とか。会えてよかった、その前に。

思鉄四国の旅  大井川の春  小湊鉄道右往左往  駅撮り鶴見線界隈  思鉄北陸の旅

左沢線C11再び  京急700系と大師線  茨交キハは懐かし色  花の大井川  桜と汽車電車写真

北海道鉄道写真  函館青森鉄廻り  C11冬の湿原号  東海の鉄道廻り 富山鉄道奇行 室蘭・石北DD51

秩父デキ3色 

ホームへ戻る INDEXへ戻る