1971年7月
初めての北海道旅行の締めくくりに立ち寄った所がここ三美運輸、 当時の鉄道誌は国鉄蒸気情報ばかりで、専用線の話題などはトピックス程度の 掲載でしたので、全く存在すら知りませんでした1999年、C11すずらん撮影の ついでに美唄鉄道廃線跡を辿るために、当時のネガを引っ張り出したところ 三美運輸のB6が写っている発見!、我ながらビックリしたものでした。ここの 存在は最終目的の美唄鉄道へ撮影に立ち寄ったとき現場の方に情報を頂いた のでした。美唄鉄道の方はとても親切で、ジュースや着札券をいただいた上、 南美唄の炭鉱に未だ古い蒸気機関車が動いている事まで教えてくれました。 また南美唄への函館本線枝線は夕方迄ないので、バスで行くようアドバイス されました。当時古典蒸気には興味なくあまり気乗りしなかったのですが、 今思うと全く偶然のような撮影でした。情報をくれた当時の美鉄の職員の方に 感謝しています。
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【三美運輸構内】 構内でのんびりとトラが昼寝している。しばらくすると向こうからB6がやってきた 【構内驀進中】 たった一人の撮影者のために煙の大サービスが、
【入れ換え中】 夏の日射しがギラギラと照りつける中、古老の1号機が行ったり来たりしていました 【ちょっと休憩】立ち上がったライトがご愛敬。程なくして1号機はクラへと入り、 クラの中には予備機の2号機がひっそりと。形式2500のプレートをつけて |
【28年ぶりに訪れた、元構内と思われる場所】 平成11('99)年8月
構内と思われる場所にあったコンクリ−トの遺構らしきもの。確信はありませんが・・・
付近に「三美炭鉱」の看板がありました。昔の炭鉱が存続しているのでしょうか?
しかしこの奥には道央自動車道の橋脚が高くそびえ立っているだけでした