1970年3月、水戸鉄道管理局から蒸気が消えるのを記念し、8630とD51946の重連で
さよなら運転が行われました。ペンタックスSLと、必至にバイトで稼いで買ったペンタックスSP
にモノクロとネガカラーを入れ、水戸、平(現いわき)へ。8630は梅小路に保存されています
ので、撮影された方も多いでしょう。ついでに撮った写真共々UPしてみました。

 

水戸駅で発車を待つさよなら列車。さよならイベントも初期の頃なので、
ファンよりも地元の人が多かったようです。

10両旧客の先頭に立つ8630。本来の本務機であるD51946も本日に
限っては脇役だ!客車を引くのも本線を走るのも久しぶり。ご老体は
勝田駅で早くも小休止。

勝田を発車するさよなら列車。写真を撮らない人も線路の中から見物。
こんな状況でも特におとがめ無かった様、良い時代でした。

佐和→東海間を走るさよなら列車。常磐線は平坦線だったと改めて
判ったほど、ドスカな走行でした。

水戸の4桁ナンバーは8630だけではなかった。翌日平で見た磐越東線
7時発、741レ小川郷行きは8697牽引だった。ビックリ!

帰路、高萩機関区で入換用蒸気も撮影。ピカピカのC12193や

形式ナンバー入のC50115が印象的でした。

フィニッシュは勝田駅を出てゆく茨城交通湊線の貨物。この時代はどこの
中小私鉄でも貨物が大事な収入になっていた。

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