ザ・車両解体 3題
車両の最後は解体処分。特別の理由がない限り人目につくことなくひっそりと解体されてゆく。

JR:東西線用103系、301系

早速解体が始まった103系1200番台、お面だけになってしまった運転席窓を油圧カッターで
チョン切る。最近の解体では機械を使用するのでアッという間に原型が無くなってしまいます。
次は隣の301系かな?新車の時に掲げた方向幕「大手町」を掲げているのが悲しいですね。
                                              03年6月大宮工場

京成:モハ750形、クハ2250形

側面が溶断された。外観を保っているのも時間の問題。クハ2251

車内と呼ばれるのも後僅か車内広告がそのままなのが哀れな。クハ2252

ついに台枠だけになってしまったモハ751次はモハ752でしょうか?

                             73年6月津田沼第2工場

都電:6000,8000形

末期の都電の解体は、廃止となった各車庫で行われました。

屋根が落ちた!6000形。  駒込車庫にて        71年6月

解体待ちの6147運転席には枯れはじめた花束が・・・
錦糸堀車庫にて              72年11月

柱だけの8000形、方向幕がなければなんだか判らない?
大塚車庫にて                   71年6月

車両の解体シーンは、華やかな現役を知っているだけに胸が締め付けられる思いがします。
なお大宮工場、都電は門外から、京成津田沼第2工場は作業終了後に許可を得て撮影。

 

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