06年7月1回目


新浜松駅から西鹿島駅まで17.8Kmの路線を持つ遠州鉄道。 大手私鉄のセコハンが

多い地方中小私鉄の中にあって、全てが自社発注のオリジナル車という健闘ぶり。

ここの車両には、以前にも紹介した吊り掛けの旧型車30系、現在の主力1000系、

2000系などがありますが、これらの車両達の間でひっそりと影を潜めているのが、

このモハ51。どうやら分類上は30系の最終増備車という位置づけらしいのですが、

他の30系と外見もカナリ違うし、カルダン駆動でモーター出力もアップされており、

他型式を乗らなかったのが不思議なくらいです。ともあれ、1958年から22年の長期に

渡り製造された30系のラストランナーは、姿も形も変わって登場したものの、新しい

型式も貰えず、たった1編成の徒花・・・ もとい、1000系への架け橋となったのです。

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遠州鉄道 西鹿島  2006-6
Photo by
カモ