05年2月2回目


遂に前回は萬世橋の展示模型まで引っ張り出して仕舞った、

ネタ尽き湘南フェース探検団ですが、今回は弊サイトと相互

リンクして頂いている「五条川鉄道写真館」吉野様から貴重な

ナロー湘南フェース三岐鉄道北勢線のク200形を頂きました。

今は電装を外されて制御車として働いているク202ですが、

過っては日本ナロー車両界に燦然と輝くスパースターでした。

近鉄湯ノ山線がまだナローの三重交通三重線時代の1959年

日車で造られた湘南フェースの3両固定連接車モ4400形が、

ク202の当時の形式。んでナニが如何してスパースターかと

言うと、駆動方式がカルダン駆動、それもナント垂直カルダン

これに電制が加わり、1067mmの大手私鉄もマッツァオの

豪奢なナロー高性能車でした。しかし、普通はナロー車両の

製造メーカーは梅鉢や田中車両辺りが相場ですが、何故か、

ナロー王国だった三重には近鉄モニ220を初め日車製という

ブランド車両がかなり存在していましたね。今も日本に残る

貴重な最後のナロー2路線、鉄道ファンの夢乗せてイツマデモ

走り続けて欲しいですね。

湘南フェース探検団UP車両のランキングを始めました

三岐鉄道北勢線 北大社   2003-2
Photo by 「五条川鉄道写真館」吉野様