今は井之頭線の1000系と言えば新型ステンレス車ですが、写真は京王帝都電鉄時代の
初代1000系グリーン車。井之頭線初の高性能カルダン車として、京王線用2000系と共に
1957年頃から製造され、井之頭線近代化の基礎を築いた車両だった。その後1962年に
3000系が登場すると次第に影が薄くなり1984年全廃となり、井之頭線から鋼体車が消滅。
なお、方向板はこの時既に運転室前面窓内に表示され、残念なことにちょっと間が抜けた
感じになってしまった。バックの商店も今ではマックに変身、やはり松原も変ったな〜。
京王帝都井之頭線 東松原 1972-6
Photo by 松原遊士
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