03年2月1回目


今は井之頭線の1000系と言えば新型ステンレス車ですが、写真は京王帝都電鉄時代の

初代1000系グリーン車。井之頭線初の高性能カルダン車として、京王線用2000系と共に

1957年頃から製造され、井之頭線近代化の基礎を築いた車両だった。その後1962年に

3000系が登場すると次第に影が薄くなり1984年全廃となり、井之頭線から鋼体車が消滅。

なお、方向板はこの時既に運転室前面窓内に表示され、残念なことにちょっと間が抜けた

感じになってしまった。バックの商店も今ではマックに変身、やはり松原も変ったな〜。

京王帝都井之頭線 東松原 1972-6
Photo by 松原遊士