4月1回目


東京近郊の中私鉄から脱皮を図り、今や大手私鉄の一員になった相鉄に始めて

登場した高性能電車、湘南フェースと言うより、おかめ顔と言った方が似合う感じの

5000形ですが、1955年の登場時は画期的な車両でボディーマウントで覆った

17Mの張殻構造の車体に相鉄伝統になった直角カルダン、まさに走る実験室、

事実その後の高性能車両量産の礎を築きました。その特徴ある車体も1972年に

平凡な切り妻20Mの車体を新造、機器類はそのまま殆ど流用で5100系に変身。

相模鉄道 横浜 1967-?
Photo by カモ