木曽森林鉄道

 

久々となってしまった島田写真館、今回は木曽森林鉄 道の登場です。上松を基点として山奥に延びていた、
日本で最大規模を誇っていた森林鉄道。この鉄道も全線が廃止されてまもなく30年が経過しようとしてい ます。
そんな中、赤沢自然休養林で昔の林鉄の雰囲気に浸ることができるのも嬉しいことです。そんな木曽森林鉄道、
今回は島田氏が「みやま」号に乗車したと きのものをUPしました。残念ながら撮影ポイントは、
上松以外ほとんどわかりませんが、当時の雰囲気を感じていただければ幸いです。

木曽の森林鉄道は大正5年の小川線(上松〜赤沢)の開通からはじまり、最盛期 には158キロにも及ぶ
路線網を築いていました。その路線は木曽郡全体を網羅し、木材の運搬だけでなく地域住民の貴重な
足でもありました。しかし道路整備 が進むと共に次第に木材の運搬がトラックに切り替わり、徐々に
活躍の場を失い、ついに昭和50年5月30日に姿を消したのです。それは日本の国内から森林 鉄道が
姿を消した日でもありました。

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ボールドウィン一号機、あまりにも有名なこの機関車は大正4年に輸入され、昭和三十年代半ばまで
活躍しました。今は赤沢に保存されています。

たまねぎ??型の大きな煙突が特徴的でした。 これは伐採した木材を燃料とするために研究された
火の粉止めでした。

愛らしくも好ましいスタイル

こちらは酒井製のDL 

こちらはモーターカーでしょうか

小型のDL 特徴のある車輌が木曽森の魅力でした

なんとも可愛い緩急車  赤いカブースと呼ばれていたそうです

出発を待つ木材運搬列車

ヤードで出発を待つ列車

左には赤いカブースが見えます

こちらはモーターカー 横にはしごを積んでいます

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