2005太平洋炭鉱

 

我々の毎年の釧路の楽しみは、湿原号とともに太平洋炭鉱にもあります。旧太平洋炭鉱の閉山で
心配さ れた専用線ですが、炭鉱が研修掘削という形に変わって残ることができ、今は年間70万トン
の石炭がほりだされています。この量だとトラックでは輸送困難と のことで、運転本数こそ減り
ましたが、専用線も健在!! 春採湖畔や千代の浦の海岸線を行く姿を見ることが出来ます。また
独特のムードの鉱外軌道の姿も見ることができます。こちらは道路から眺めることができますが、
今回はすぐ目の前まで列車がやってきて、思わず興奮 ムードとなってしまいました。また専用線も
最初のシーンはD801+D601の重連、さらにプッシュプルの反対側はロッド式のD401が付くと言う、
これ また興奮するシーンでした。この太平洋炭鉱、正式には太平洋コールマインですが、耳にした
話によると本年度からは掘削トン数が50万トンに減少されることも予定されているとのこと です。
この数字だと、輸送にトラックと鉄道とどちらが適しているかは非常に微妙とのことで、鉄道の存続も
予断が許せません。とにかく少しでも多く石炭を掘り、鉄道が存続する方向に進んでくれることを
願わずにはいられません。

 

2005,1,21 この日の最初の運転はD801+D601の重連が見られました。これはD801の試運転とのことですが、
嬉しいプレゼントでした。

2005,2,21 凸形DLのD801と独特の風貌のD601のブルーのDL同士の重連 ここでもかなり珍しいそうです。

2005,2,23  春採湖に沿っては遊歩道があり、寒風の中かなりの人が
散歩を楽しんでいました。D601のスカートに書かれた目が判りますか?

2005,1,22  赤いロッド式D701が石炭列車を牽引していきます。D701が先頭に立つ姿を見るのは久々でした。

2005,1,21千代の浦の岬を行く運炭列車。このポイントも好きな場所ですが・・・

2005,1,21 岬から湾を回りこんでくると、そこは今護岸工事の真っ最中。 クレーンが・・・(トホホ)

2005,1,21 列車の撮影の合間には鉱外軌道を訪問しました。ナベトロの向こうは地下に入る人車でしようか?

2005,1,21  鉱外軌道のEL  これほど間近で見たのは初めてでした。

この雰囲気は何度見てもたまりません。ついついフィルムも大量に・・・(トホホ)

1973年訪問のナロー専用線

2005年C11湿原号へ

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