ある日の田端機関区

 

田端機関区は東京の東北口の機関区として、EF57、EF58、EF62などが配置されていました。
また、国鉄唯一のB型電気機関車、EB10もありました。私がここを訪れたのは、1969年10月、
高校2年のことでした。鉄道研究会の見学行事でしたが、まだ見学の手続きもよく知らず、
葉書をだしてから伺っ たのです。本来なら管理局の許可がないと見学できないのですが、
まだまだ子供の我々に職員の方が付き添ってくれて、短い時間でしたが見学することが
できま した。暖かい気遣い、今でも感謝しています。 この頃はまだハーフサイズカメラも
使っていて、あまり画像が良くないものもありますが、ご容赦ください。

 

田端機関区に集う電気機関車たち

EB102  王子の貨物線用として新製されたが、近隣に火薬庫があったため架線の
スパークを恐れバッテリー方式の蓄電池機関車、AB10として新製された。その後、
通常の集電による機関車に改造されEB10となった。

EB10(元バッテリー駆動AB10)は1927年汽車会社製。1形式製造2輌のみ、
1932年に通常の集電方式改造された。1972年2月に2両とも廃止された。

EF58のパンタ上げ作業、当時はこういう光景も良く見られたが・・・

EF57      EF56に改良を加え新製された戦前最後の旅客用機。2号機以降はパンタグラフを
車端に寄せ、その後の改造で更に車体よりはみ出すまでに移設された姿が特徴的でした。
1970年代後半に全廃された。

EF57は私の最も好きな電気機関車でした。

田端機関区に憩うEF58にEF57の旧型直流機。

田端機関区はスナップ程度の写真ばかりですが、枚数も余りありませんでした。

 

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