489系夜行急行「能登」。今や超貴重品の定期運用のボンネット列車です。この編成
で特急でないのがちょっと残念ですが、往年の貫禄十分ということころでしょうか。
今は上越線経由で東京と北陸を結ぶ「能登」ですが、誕生した時は東海道経由の
客車急行。私が鉄の道に入った頃は、ちょっとマイナーに和歌山市・湊町行きの
「大和」と併結されていた、「能登」「大和」の姿が、印象に残っています。「能登」は
ヨンサントオの改正で一度廃止された後、1975年に上越線経由の夜行急行として
再登場。その後1993年に電車化され、以来現在に到っているのです。
今でも国鉄色のボンネット列車が撮れるというのも嬉しいことですが、さすがに車輌
はくたびれ気味!! 夜行列車自体が激減されている現在、この姿を見られるのもあと
どのくらいでしょうか。せめて写真に残したいと思い、何度も通ってはいるのですが
あまりに朝が早くて、撮れる時期もポイントも限られる・・・。どこかお気軽で楽チンな
思鉄向きの良い場所はないかな〜。 高崎線 行田〜吹上 2007-6
Photo by 松原の親方
|