2022年11月回2目

今回のヘッドマークは、松原物故団員デジタル遺作の中から、黎明の神流川橋梁を

渡って終着上野に向かう、寝台特急列車上り「北陸」3012レでございます。始発駅の

金沢から信越本線・上越線経由で走行距離500kmチョイ、夜行寝台としては、かなり

走行距離の短い列車でした。上越線経由の為か、新幹線長野延伸にも耐え、シブトク

生き残った「北陸」でございましたが、2015年の新幹線金沢延伸を待たず、2010/3の

改正で廃止となっちまいました。しかし、いくら速くたって夜中は走んない新幹線だも、

在来線に夜行列車残しても良かったのに、って思うのアッシだけ?もっとも、在来線を

みんな三セクにしちゃう、山手線ワンマン化に一直線、のJRじゃ聞く耳持たないやね。

蒸気現役の頃から鉄に嵌っちまったアッシ、只々国鉄時代が懐かしいのです。昔は、

走行距離300km台だって、夜行急行や夜行鈍行のスジが多数あって、ビンボ〜鉄にゃ

天国でございましたねぇ。

高崎線 新町〜神保原 2003-6
Photo by 松原の親方