2022年8月回1目

以前ヘッドマークならぬ、ヘッド電光表示のE257系「わかしお」をアップ致しましたが、

今回は思鉄らしく松原物故団員の遺作から蔵出しスキャンでお届けは、生まれたて

ホヤホヤ183系「わかしお」でございます。1971年の房総西線(内房線)全線電化に

遅れることに1年、1972年に全線電化となった房総東線(外房線)、同時に開通した

東京地下駅〜錦糸町と総武快速線複々線化完成致しました。赤字に苦しむ当時の

国鉄、待ってましたとばかりに直流の急行は、全部コイツで格上げだぁ〜っと画策?

簡易リクライニングと言うジョークとしか思えないシートを装備した、183系を千マリに

新制配置して内房線に「さざなみ」、外房線には今回ヘッドマーク探検団に登場した

「わかしお」を走らせました。それでも当時の国鉄は今のJRナントカと違って、少しは

公共交通機関としての良心があったのか、それとも単に183系の必要本数製造が、

間に合わなかったか分んないけど、1982年までは、急行の「外房」も「内房」も両国と

新宿から走らせておりました。しかし、成田エクスプレスに追い出され、JRが東京と

言い張ってる有楽町地下駅発着に換わっちゃったのは、無しだよなぁ〜。

外房線 上総一ノ宮 1972-8
Photo by 松原の親方