ヨーロッパ鉄道一人旅写真帖

旅費をケチった前回は雪と寒さのオフシーズン、今度は安心オンシーズン、
青空広がるヨーロッパ。気合十分旅立つも、変ったの季節だけ、話せる言葉は
「あいうえお」解らぬ言葉は「ABC」。変らぬ頭のオジサン鉄がそれでも構わず
乗り鉄はドイツにスイスにオーストリア。相も変らぬ駅撮りで綴る旅の写真帖。

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この前冬のヨーロッパで散々な目に会ったに懲りもせず、又もや行ったオジサン鉄の欧州旅行。でも今回は季節抜群!暑くも寒くもない秋のヨーロッパだぜ。ところが流石にオンシーズン、8月の中旬に旅行会社にスイスまでの切符ちょ〜だいなって電話すると、’行きも帰りも満席です。’やっと手に入ったのはルフトハンザのサイトで買える正規割引「e チケット」ってやつでした。07年9月20日、当初の到着地 Zurich 予定を変更して着いた先は ドイツの空の玄関 Frankfurt Main 国際空港。

空港から市内に向かわず、Frankfurt から約30km程西にあるライン河畔の街 Bingen へ行く予定。
Frankfurt 空港駅は昔からある、SバーンやRBが発着する短距離列車用「Frankfurt Flughafen Regionalbahnhof」と Koeln〜Frankfurt間高速新線開通に伴って開設されたICE やIC が発着する長距離列車用「Frankfurt(M) Flughafen Fernbahnhof」 の2つの駅があるんですね。アッシの向かう Bingen は Frankfurt から約30kmなんで、当然昔からあるRegionalbahnhof へ、パスの有効日数は6日間なので、ここは普通に乗車券を自販機で買うつもりで Bingen のコードNo.を探していると親切なオッサンが現れ”どこまで行くのか”Frankfurt 中央駅はコノ番号だ”と勝手に決めてコードNo.をテンキーで入力しようとしたので、”違うよオジサン!アッシはBingen に行くんだ”オッサンは”エッBingen そうかそうか Bingen ならSバーンに乗ってWiesbaden で乗り換えじゃぞ”っと教えてくれた。乗車券を買ってホームに下りると入ってきたのは Mainz 経由 Koblenz 行きのRB列車、オッサンのアドバイスを無視してRB列車に乗車。だって、この列車に乗れば乗り換え無しで Bingen に行けるのは調査済み、アッシだって日本の鉄の端くれだ、現地の非鉄なオッサンよりその辺に関しては詳しいって訳ですよ。まあマダ陽も高いし急ぐ旅でも無いし、取りあえず Mainz で下車して駅撮りして見たけど、Mainz って

何となく駅撮りやり難っくてメボシイ成果も無く早々に退散を決定。後続のREに乗車して Bingen Hbf 

に無事到着。 Bingen Hbf を名乗るだけあってコノ駅からはナーエ川に沿って Bad Kreuznach 方面に

非電化の支線が出ています。そうそう、アッシが何故 Frankfurt に泊まらないで日本じゃマイナーな Bingen に来たかと言うと、事前にネットでホテルを予約しようとしたらこの時期、Frankfurt は見本市開催中らしくホテル代金がどこでも通常の倍以上。そこで Frankfurt から30分から1時間以内で所でお手ごろ価格のホテルと言う条件で、DBの時刻表の検索結果のページからリンクしているホテル検索のページで探して決めたのが、Bingen の Rheinhotel Strckenburger Hof と言うホテル。グーグルの航空写真で見ると線路際に建っているので予約フォームのコメント欄に「線路の見える部屋が有れば御願い。」っと書いたら、大当たりぃ〜!ホテルに着くと早速女将さんが案内してくれました。部屋番号

30A3Fの角部屋で、窓の下は踏み切り、警報が鳴れば窓からカメラを出せば撮り鉄し放題、普通の人には単なる喧しい部屋だけど、鉄ちゃんにとっては条件最高の部屋で御座いました。朝食用の食堂も

窓の外は直ぐ線路で行き交う列車を窓から眺めながら、これでお値段51EURは絶対にお得です。以前に紹介したスイスの Hotel Restaurant Grischuna と甲乙付け難い鉄道ファン用ホテルでした。なお、Rheinhotel Strckenburger Hof は自前のホームページは無いようですよ。

9月21日
今日は当初の目的地 スイスに出発。駅までほぼ道は一直線、日頃の行いが良いのか、悪徳団員共の邪気も届かぬ遠なのか、清々しい秋の朝陽の中ナーエ川に架かる橋を渡っていた時に後方から120型

電気機関車牽引のIC が走り抜けてきたので、思わず立ち止りシャッターを押す。乗車予定は8:52発のEC115列車、駅に着いて今日から使うユーロパスに有効印を貰おうと駅の出札窓口へ行ったら開いていない。横の看板見ると9時からオープンと書いてるじゃん!こりゃ〜大変、8:52にゃ間に合わないぞ、開くまで待って次の列車じゃ時間が勿体ないし、なんて考えていたらDB101型電気機関車に引か

れたEC115列車が駅に入ってきた。エェ〜イ乗っちゃえ、直ぐに車掌さんに言えばナントかナンダロォ〜、車掌さんを直ぐに発見、ユーロパスを見せて事情を説明すると、どこまで行くのって言うんで、
MannheimでICEに乗り換えると言ったら、Mannheimの駅で有効印を貰えば大丈夫と言って日付だけ

パスに書き込み返してくれた。Mannheim に着き Reisezentrum(旅行センターまあJRのみどりの窓口と同じ)へ直行、暫らく並んで有効印を押して貰う。これで一安心、駅前のトラムを2,3カットとって、食

用を買い込み10:36発 Basel 行きIEC503列車に乗り込みスイスへ向かう。 Basel 到着13:07発の

 Chur 行きIC777列車で Zurich に13:58到着、更に列車を乗り換え小高い分水嶺を越えて Zrich の南約30KmにあるZug へ向かう。本当はZug から2つ Zurichよりにある Baar にあるホテルIbis が今日の寝床、でも乗ったIR は Zug までノンストップでBaar には停まらないので Zug から始発のSバーンに乗り換えてUターン、駅舎の新築工事真っ最中の Baar 駅を出た目の前がホテルIbisです。チェックインをして再び、ホームに立ったのは15時チョット前、待つこと数分でBaar にも停車する Luzern 始発の Zurich 行きのIR に乗り込む。Zurich からはSバーン、降りたのは空港駅の一つ先に

ある Sバーンしか停まらない Bassersdorf と言う小さな駅、コノ駅の南側はほとんど畑と草原になっているので、ここでお気軽駅傍鉄をやろうと言う志向なんです。コノ場所、前に何回か車内から見て一度

来てみたかったポイント、背景は結構情けないモノが有るけど駅傍の魅力には敵いません。海外に遠征してもomotetsu はヤハリ思鉄でございますね。最新鋭Sバーン用電車ダブルデッカー RABDe514 

やICN用振り子電車 RABDe500に、Re 6/6重連貨物列車まで現れてマズマズの成果でした。帰りは Zurich のMIGROS に寄って最上階のビュッフェで夕食を済ませてからホテルに。シャワーを浴びて、明日は何時の列車に乗って行こうかぁァ・・・爆酔。考えて見りゃ、朝から撮り鉄した以外殆んど列車に乗りっぱなしの一日、こう言うのって決してイヤじゃないけど、オジサン鉄になると流石にきついようで、アッサリ睡魔に負けちまったようです。

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駅撮りダイジェスト

ハルツ狭軌鉄道

スイスの鉄チャンホテル

スイス鉄道初体験

ツィタウ狭軌鉄道

ドイツ機関車カタログ

スイス機関車カタログ

スイスドイツ乗り鉄の旅

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