2023年7月第5回 |
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2016年の熊本地震に因って甚大な被害を受け長期間不通だった、三セク南阿蘇鉄道 中松〜立野間が、復旧工事も終り今年(2023年)7月15日めでたく、立野〜高森間の 全線で運転再開となりました。そこで今回のは、祝う全線再開通ってな事で、高森は 高森でも、国鉄高森線時代の駅撮りをアップでございます。国鉄解体を待たず、その 1年前に三セク化された高森線国鉄時代は、全国何処でも見られた10系気動車が、 主役のローカル線たぁチョイと違っておりました。当時立野〜高森間は、1日6往復の スジが引かれていましたが、その内3往復は客車と貨車を混結した、所謂混合列車で ございました。しかも、その混合列車の頭にゃC12が付いて走っちゃうだもん、鉄分の 豊富な方々にゃ堪らない路線でございました。その混合列車が、到着した高森駅の ホームをタブレットキャリアーを受け取った職員さんが、本屋へ走って行きます。
牽引機のC12は客車を残し、持って来た貨車を連結したまま前方に引き上げ入換を 開始、見えないけど貨車を連結してる筈のC12 208号機が、オハ35+オハフ33の横を 通って、立野方面に引き上げたりして、発送の貨車を組成していきます。入換作業が、 終了するとやっと食事の時間、上り仕業に備えて石炭食べて水をゴクゴクと飲みます。 ホーム以外からの撮影アングルもございますが、モチロン許可を取っての撮影です。 また、全線再開通と同時に豊肥本線肥後大津まで、南阿蘇鉄道乗りれ開始、ってな 嬉しいニュースが伝えられているけど、この写真撮った国鉄高森線時代だって、1日 6往復の内3往復は、立野で豊肥本線の列車に併結、肥後大津止まりなんてぇケチな 事ぁ無く、熊本まで直通してたんですよね。国鉄潰して造ったJRって一体なんだろう? 国鉄高森線 高森 1973-8 Photo by 1〜2コマ団長 3〜5コマ松原の親方 |