2023年1月第2回

前回アップの豪徳寺は、複線時代の小田急じゃ都内唯一、築堤上に設置された駅で

ござました。で、何故そんなお足が掛かっちゃう造りにしたかってぇっと、既に地上にゃ

世田谷線てぇよっか、玉電が、走ってたからなんです。ってな事で、小田急線豪徳寺の

駅撮りとくりゃ、次は玉電山下駅撮りしかございません。先ずは、小田急線の橋梁下を

抜け玉電山下に到着する、連結二人乗りのデハ70形最終バッチ77号+78号2連です。

赤地に白文字「渋谷-下高井戸」サボ表示で判っちゃう、渋谷-二子玉川間廃止直前、

駅名としちゃぁ玉電山下、最後の雪景色でございます

東京急行電鉄 下高井戸線 玉電山下 1969-3

Photo by 松原の親方

そして、雪景色から1年後、再び雪景色となった、’玉電’を無慈悲に取られちゃった、

世田谷線山下駅撮りは、廃止決定の玉川線だけど、2連化用車両不足の為、泣く泣く

東急が発注した、軌道線最後の新造車だけど、吊り掛けの150形154号+153号です。

それと、上下線の間に渡り線が、在るの分かりますか?渋谷-二子玉川間廃止前は、

渋谷-玉電山下間の折り返し運転が、設定されてたんですよ。

東京急行電鉄 世田谷線 山下 1970-2

Photo by 松原の親方

今は、2✕10編成の300形1形式のみ、三軒茶屋-下高井戸間5kmを行ったり来たり、

車体のカラーリング位しか楽しめない世田谷線?イエイエそんな事はございません。

無策なお上の為、都電荒川線と共に唯一お江戸に生き残った軌道線、線路に沿って

歩ってきゃ、好撮影ポイントが、きっと見つかりますぜ。

 東急電鉄 世田谷線 山下 2018-5

Photo by 団長

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