2020年8月第5回 |
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デジカメ画像の駅撮りが続いてたんで、今回は松原団員が残してくれた銀塩写真を 蔵出しスキャンした、東金駅でございます。結構な降り方の雨の中に佇むは、東金駅 本屋半世紀ほど前の姿でございます。当然建替えられちゃったと思ったけど、一縷の 望みでグーグルストリートビューを確認したら、嬉しい事に現存してたのでございます。
駅舎中っ側はこんな感じ、正面左側が乗車券類発売窓口、所謂出札口でございます。 2人乗客が椅子代わりに座っちゃてる右っ側の大きな引き戸の窓口は、鉄道小荷物の 受け渡し窓口なんです。人手の掛かる事が大嫌いなJRになっちゃった、今じゃ殆んど 見る事叶わぬ駅風景となりました。出札口の上に掛ってる、手書きの運賃表も好し。
未だ非電化だった東金線、改札口を抜けてホームに入るってぇっと、入って来たのは、 動態はおろか静態保存車すら残っちゃいない、恐らくキハ45先頭の上り大網行き上り 列車でございます。更に、下り線に停車中の貨物列車にも形式消滅した、タキ2800が 確認出来ちゃうのです。そして、東金に来た目的てぇのが、駅の裏手海側に残ってた
九十九里鉄道東金駅廃線跡見学でございました。1961年の廃止から11年程経った 現地に頃がてった廃車体は、ナローの車両と十分判断出来る状態でございました。
こちらは、九十九里鉄道と言われて頭に浮かぶのが、単端式ガソリンカーなんだけど、 その単端式ガソリンカーキハ103の廃車体、社紋・キハ・103が未だ読み取れました。 以上、約半世紀昔の東金駅構内・構外の駅撮りスナップでございました。 東金線 東金 1972-8 Photo by 松原の親方 |