2020年3月第2回

現在、ご家族から委託された松原物故団員撮影の銀塩写真デジタル化の真っ最中、

ネガケースに撮影日付場所等書いてあるけど、記述内容は撮った本人なら如何にか

わかる程度なのでございます。日付の方は、年単位なら大体のところは判るんけど、

撮影場所を特定するは、一苦労なのでございます。今回アップした、スナップ写真も

その一コマなのです。前後のコマ越後川口なので、飯山線の駅までは判明、だけど、

それ以上判ん無いまま数ヶ月、ハーフネガデジタル化ん時に撮影日付が同じ日って

事に気付き、越後岩沢駅と特定できたのでございました。十日市方面から到着する

10系気動車と20系か55系の2連、70年代じゃどこでも見られたローカル線風景です。

今は片面ホームの無人駅になっちまったけど、当時は2面3線の旅客ホームの他に

貨物ホームのを持った一般駅でございました。ホーム真ん中の小屋は腕木信号梃の

取り扱い所、なので当然職員さん達のいた駅舎には閉塞装置がございました。

木造の簡素な駅舎越しに見える、停車中の気動車から沢山の乗客が、駅舎を出て

来てますね。数ある飯山線の駅の中で開業当時からの駅舎は、この越後岩沢だけに

なっちまいました。経費節減の為か一年中雪囲いは、残念だけど、何時までも残して

欲しい駅風景でございます。

飯山線 越後岩沢 1973-8

Photo by  松原の親方

カラー 2019-9

Photo by  団長

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