2016年1月第2回

世界遺産登録と相成った富岡製糸場が、まだ登録へのリストアップに励んでいた頃に

上信電鉄を訪れ、途中下車した山名駅での駅撮りでございます。先ずは乗車して来た

世界遺産登録ラッピング、上信初の自社発注高性能車200形発車シーンを撮ってから

木造一部モルタルの駅舎をカメラに収めました。地方私鉄の中間駅としては結構な

大きさの駅舎じゃないでしょうか?現在は腰板を初め木造部分はグリーンに塗られて

小奇麗になっておりますが、自分的には撮った当時の駅舎の方が好みでございます。

暫くすると増結用で両運仕様で新造されながら、輸送量の厳しさからクハ300とほぼ

固定編成化されたデハ251が、梅咲く山名八幡宮の随身門を横に見て駅へ進入して

きました。その後、行き当たりバッタリな走行シーンを徒歩鉄で1本撮って駅へ戻って

ホーム上がると上信では当たり前ながら、世間的にはレアな新潟鉄工所製6000形が

日野のエンブレムを妻面に光らせて入ってきたのでございます。その6000形の左に

短いホームらしき物があるの分りますか?コレってもしかして、貨物ホームの残骸か、

また、架線柱に注目すると緑色の柱は、全部古レールで出来ているのでございます。

その古レール架線柱の一つを見ると「UNION」 D 1886 N.T.K. とハッキリ分る刻印が

刻まれておりました。UNIONはドイツの製鉄会社、1886が製造年なんで、和暦ならば

なんと明治19年!N.T.K.は、日本鉄道の発注かなって思うのです。構内の架線柱に

使われた古レールが、日本鉄道に繋がっているなんて、これぞ鉄道浪漫じゃないで

しょうか。たまにゃ駅全体を愛でながら、ユッタリと駅撮りするのも宜しいようです。

  上信電鉄   山名 2006-3

Photo by 団長

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