2015年9月第1回

相変わらずの昔ピンボケ写真で御覧頂く今回の駅撮り探検団は、開業間もない頃に

訪れた’らしい’都営地下鉄泉岳寺でございます。何故’らしい’かと申しますと、例に

因って撮影日付メモらず、プリントせずの撮りっぱなしネガを最近スキャンした写真を

アップしたからなんです。でも、意識したのか偶然か、運よく写り込んでいた駅名票の

上り方面隣接駅の表示、「たかなわだい」が、横線で消されていますね。都営地下鉄

浅草線の泉岳寺延伸が1968年6月で、泉岳寺〜西馬込の開通は1968年11月なので、

おそらく開業して直ぐ見に行ったんだと思います。柱の間に写っているのは、1番線に

停車中の京急旧1000形特急三浦海岸行きでございます。

こちらは3・4番線下りホーム、番線表示の横に書いてある行き先案内は、今と違って

駅名が書かれていますね、それも殆どが浅草線内の駅名、乗り入れ先の京成の駅は

東中山だけしか表示されていません。そのホームに進入してくる列車がみえますか?

前照灯の位置から都営5000形だと推測されるのでございます。なんてったって当時

浅草線を走っていたのは、都営5000形の他は京急1000形と京成3000系だけなんで、

ライトの位置で形式が分っちゃうのです。京急・京成・北総・芝山と4社の車両が走る

現在じゃ不可能な車両判別方法ですね。そして、その時駅に掲示していた時刻表は、

なんと手書きだったのです。如何に昔と言えども、。都内に開通した新線の時刻表が

ハンドメイドとは、かなり焦って延伸した様ですね。ちなみにこの時刻表に書いてある

京成線内行き先に今では消滅した、小岩行きや東中山行きなどが読み取れます。

  都営地下鉄浅草線   泉岳寺 1968-6

Photo by 団長

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