2021年3月第3回

前回に引き続きまして、国鉄時代から活躍した気動車の駅撮り探検団でございます。

13年(2008年)ほど前の夏、18キップで南東北鉄旅を楽しんだ時、米坂線で到着した

米沢駅は、国鉄型気動車博物館の様相でございました。サブロクに標準軌と異なる

軌間が発着する米沢駅、駅本屋に接した1番線は勿論新幹線が独占、3’6“非電化の

米坂線が発着するホームは、1番線上り方面に階段状に造られた2面の切欠ホーム

4・5番線でございます。その他留置用の側線が1本ございます。その留置線とホーム

全てに国鉄時代から本線やローカル線で走っていた気動車が、停まっておりました。

アッシが乗ってきて5番線に入った2両編成DC、寒冷地用下り側にキハ40 526号車、

上り側はキハ40の大先輩、20系気動車の勾配線用ヴァージョン2個エンジンのキハ52

側線係留で一番目立っていたのが、2両の急行用気動車、前がキハ28後がキハ58。

キハ28の前には、キハ40系の片運ヴァージョン新新潟色のキハ48 523号車、後位の

相棒は最初に貼ったカットにデッカク写っておりますが、キハ52 121号車でございます。

駅本屋に近い4番線に停車中の12:16発坂町行き2両編成は、前がキハ52 120号車

後位は、キハ40系両開き乗降ドア近郊区間用寒冷地仕様のキハ47 522号車、ってな

具合にキハ40系列全形式が、勢揃いとなっておりました。この頃の米坂線、非冷房の

20系は、皆冷房付きの40系とペア運用が、普通だったみたいですね。オール国鉄型

気動車の運用だった米坂線も翌年の2009年にゃ、JR東人減らし対策でワンマン運転

出来ちゃうキハ110系等、JR発注の気動車バッカシになっちまいまし。

奥羽本線 米沢 2008-8

 Photo by 団長

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